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 このギターに出会ったのは高校2年のとき。
ちょうど「高校フォークソング連盟」(のちに正式名称「マリリン・パクパク・フォークコンサート」)の結成およびコンサート開催に向けて、堺ヤマハに出入りしていたころです。

当時、このギターは我々フォーク仲間の間では有名で、「むちゃくちゃ鳴る」という評判でした。
中学時代から付き合いのあった神戸のM田という友人も「俺、あのギターをロッコーマン(楽器屋)で買ったぞ~」と言ってきました。
また、あべのアポロ座跡地に建ち、今も健在である「アポロビル」には、その当時ちょっとしたサテライトステージがありました。そこにはアリスなど大阪を代表するバンドがレギュラーで出演していたのですが、そこに、ある日、故河島英五さんそっくりなソロシンガーが出てきました。彼は、見た目も、声も、歌い方も、河島英五さんソックリでしたが、彼もこのギターを弾いていて、アリスの谷村さんがそのむちゃくちゃ鳴っているギターをじぃ~っと見つめていたのを覚えています(笑)

さて、そんな「伝説的ギター」を、ある日私は堺ヤマハで見つけたのです。

堺ヤマハのスタッフは「これ、すごいぞ~」と言います。
そんなことはすでにわかっていますが、弾いてみないことにはわかりません。
私はワクワクしながら試奏させてもらいました。

グワ~~~~~~~~ン~ン~~~ン~~~ン~~~~~~ン~~~~~

アポロのスタジオで聴いた、あの「爆音」です!!

しかも、ボディの木目がこれまでに見たこともないものでした。

 

堺ヤマハのスタッフ「どや~スゴイやろ~」

堺ヤマハのスタッフ「背中を見てみい!」

「まるで緋牡丹お龍やろ!」

う~ん確かにTATOOのような木目です。色っぽいですね。
これは珍しいものかも知れません。
そしてなによりも、この「爆音」に魅入られてしまいました。

私は思い切って「ごめん、ちょっとマケテ」とお願いして、憧れのギターを入手しました。
(翌年、2回目のコンサートの経費を捻出するために、このギターも売られそうになったことはいつぞやお話ししましたが…)

おっと!
リペアマンからギターの状態診断と修理代の見積もりがきました!

なになに……

【リペアマンより】
●ブリッジに浮きが見られます。一旦取り外して再接着します。
あ~、やっぱりなぁ~。あれはしょうがないよなぁ~。わかっていたことだし…。

●ペグ(糸巻き)にガタがあり、チューニングに問題がありますので交換します。
ああ~、そう言えば見た目はこんな状態でした。

これも覚悟していたのですが、しょうがないですね~。
サビてるし…。

●ピックガードが浮いていますので再接着します。
わわっ、これは気が付きませんでしたが…まあ、ピックガードもオリジナルパーツですから残していただきましょう。

●ブリッジプレートに経年消耗がありますので埋木します。
ブリッジプレートというのは、ブリッジの真下、すなわちボディ内に貼りつけられた板状のパーツで、これによりブリッジを補強し、弦が浮き上がってくるのを防いでいます。
長いこと弾いていると、そこはやはり木材ですから傷んでくるわけですね…。
そこに木材のパーツを埋め込んでリペアするわけです。
これも想定内(笑)です。

ところでところで……
ネックは……
どうでした……か?(ドキドキ)

私もこの点には重点を置いて確認させていただきました。
弦を張り、負荷を与えた状態で一昼夜放置したのですが、
ギリギリのところでネック元起きと判断するラインをクリアしておりました。

やった~~~!!!!

ただし、将来的に使用を続けた場合に元起きが悪化してくる可能性もあると思います。

ガクッ!
まあ、でも、現時点では一番修理代のかかるネックのリセットはひとまず回避できたようです。
他には「フレットの交換」「ナットとサドルの新規作成(ピッチ合わせを含めて)」「ブリッジピンの交換」などが提示されていました。

ええい!
よろしくお願いします!!
このギターを蘇らせてください!!


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【そうか・・・】
ギターって修理出来たんですね。

って、今になれば何でもないことだけど、
40数年前はそんなことを考えたこともないですね(笑)

だから知らない間に、ギターはどこか行っちゃったですね。
きっと、母親が捨てちゃったんでしょうね。

自分で始末した記憶がないですから(笑)

【Re:そうか・・・】
山縣 様

>ギターって修理出来たんですね。

そうなんです。我々が高校生のころは無知でしたし、修理やメンテナンス態勢なども身近になかったように思いますが…。

GUILDのギターを購入した1980年ごろ、アメリカのGUILDに問い合わせたら「大阪ならザ・修理屋というところに持って行きなさい」と指示されたことがあります。
それは西区(四ツ橋近く)にあったのですが、「ザ・修理屋」さんは今はもうありません。

でも、ネットで調べたら今はいろいろなところでリペアなどしてくれるようです。
【そうか・・・2】
“ザ・修理屋”ねえ、
よし持っていこう!

って、だからもうないんです(笑)
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